解決事例 | 離婚問題に精通した弁護士による離婚相談

06-6926-4526,受付時間 平日10:00-17:00(土日祝休業) 24時間WEB受付中
解決事例画像

解決事例

養育費の減額が認められた事例

  • 養育費

依頼者:男性

年齢:30代

相談前の状況

前妻との間に6歳の子どもがいる。前妻との離婚の際、養育費として月10万円を支払うことを約束し、この2年間支払ってきた。しかし、今般、再婚し、もうすぐ子どもが生まれる予定である。私の給料では前妻に月10万円もの養育費を支払い続けると、新しくできる家族の生活が立ちいかなくなる。前妻に支払っている養育費を減額できないか。

相談後の状況

家庭裁判所に養育費減額の調停を申し立てた。調停手続において、前妻との離婚の際の取り決めの状況、依頼者の現在の給料、現在の妻の収入状況や、新しい家族の家計状況についての資料を提出して減額を主張した。その結果、調停委員が前妻に対して、家庭裁判所での基準だとかなり低額になることを説明してくれ、相当額の減額で調停が成立した。

弁護士のコメント

・調停で養育費をいったん取り決めた場合であっても、事情の変更が生じた場合には、
調停内容や審判の変更を求めることができる場合があるとされています。いったん調
停が成立した後、再婚までの期間がどの程度あれば事情変更として認められるかは、
なかなか難しい問題もありますが、この事案のように、再婚するまで2年以上経過し
前回の調停以後に交際が始まったような場合は、予測の範囲を超えていると判断され
事情変更を認める裁判例も存在しています。
・逆に言えば、離婚時に既に別の女性と交際しており、その女性と早く再婚したいがために、妻との間で多額の養育費をいったん合意しておきながら、離婚後にすぐに再婚した上で養育費の減額を求めても、なかなか認められにくいということになります。

その他の解決事例

妻が子どもを連れて行ってしまったが、柔軟な面会交流が認められた事例

  • 面会交流

妻が、別の男性と不倫したことを発端に、夫婦仲が悪くなり、妻が子ども(6歳男児)を連れて実家に帰ってしまった。妻との離婚は仕方がないが、父親として子どもをとても可愛がってきたので、親権を取りたい。親権が取れないのなら、できるだけ自由に子どもと面会ができるようにして欲しい。

詳細を見る

会社の上司と不倫をしてしまったが、子どもの親権と慰謝料を獲得したケース

  • 不倫・浮気

夫は、仕事が忙しいことを理由に家事育児に非協力的で、子どもが夜泣きをした時も、「うるさい、黙らせろ!」と機嫌が悪く、夫婦仲は冷え切っていた。職場の上司が親身になって話を聞いてくれ、何度か飲みに行く中で、一度だけ関係を持ってしまった。夫から、「不倫をするようなやつは母親失格だ。おまえに子どもの親権…

詳細を見る

財産分与として、将来の退職金の約半分が分与された事例

  • 財産分与

夫と長年家庭内別居状態であるものの、妻が主として家事全般を行い、現在でも夫の食事を用意したり、夫の洗濯物を洗ったりしている。このまま夫と一緒に生活をしていくのは耐えられないので離婚したいが、夫はあと5年ほどで定年である。離婚してしまうと、夫に支払われる退職金は、自分は一銭ももらえないのか不安なの…

詳細を見る

子どもの連れ去りに対して、監護者指定・子の引き渡しの強制執行を行った事例

  • 子の引き渡し

夫と不仲となりたびたび暴力も受けていた。離婚を決意し、5歳の子どもを連れて出て行こうとしたところ、「お前には子どもを育てる資格はない。出ていくならお前が一人で出て行け!」と言われ、夫に力づくで子どもを奪われてしまった。子どもと離れて暮らすなど耐えられない、子どもを取り戻したい。

詳細を見る

離婚問題に関するお悩みは、
離婚問題に精通した弁護士お気軽にご相談ください。

大阪西天満の河合・藤井法律事務所

06-6926-4526,受付時間 平日10:00-17:00(土日祝休業) 24時間WEB受付中
06-6926-4526,受付時間 平日10:00-17:00(土日祝休業) お問い合わせ