解決事例 | 離婚問題に精通した弁護士による離婚相談

06-6926-4526,受付時間 平日10:00-17:00(土日祝休業) 24時間WEB受付中
解決事例画像

解決事例

婚約破棄により慰謝料50万円が認められた事例

  • 男女トラブル

依頼者:女性

年齢:20代

相談前の状況

彼氏から、「将来、結婚しよう。」と言われて、ティファニーの指輪を買ってもらった。相手の実家でほぼ同棲状態となり、相手の両親も公認の仲であったが、彼氏から、突然、他に好きな人ができたので別れて欲しいと言われた。自分は、親や兄弟、友人にまで、結婚すると報告し、彼氏も挨拶に来てくれていた。突然のことにとても傷ついた。慰謝料を請求したい。

相談後の状況

婚約破棄を理由に、彼氏に対して慰謝料請求の交渉を行ったが、彼氏は、「結納もしていないし、結婚式場の予約もしていないから、婚約はしていない。」と主張して解決せず、やむを得ず慰謝料請求の裁判を起こした。裁判において、最近の婚約は必ずしも結納という形を取っていないこと、ティファニーの指輪が高価であり,明確に「結婚しよう」と言われ、依頼者はこれを承諾する返事をしていること等から、婚約は成立していることを主張したところ、慰謝料50万円での和解となった。

弁護士のコメント

婚約が成立しているか否かを判断するに際しては、外形的事実が指標とされます。例えば、①結婚することを親族に伝えていたとか、②結婚式に向けて式場の予約等の準備を行っていた・招待状の発送を行っていたとか、③婚約指輪の交換、④結納、⑤結婚後に同居するための住居探しをしていた等の種々の要素を考慮して判断されます。外形的事実が存在しない場合には、婚約の成立は相当慎重に判断されざるを得ません。

婚約破棄に似てあらざるケースとして、男性が結婚する意思もないのに、あたかもその意思があるかのように装って性交渉を行い、交際女性を妊娠・中絶させたような場合には、貞操権侵害、人格権侵害、妊娠等による不利益軽減・解消義務違反等による損害賠償責任が問題とされることもあり得ます。不貞相手との関係でも問題となります。従いまして、離婚する気もないのに、妻と離婚する予定であると嘘をついて不貞相手と交際を継続した場合には、妻から損害賠償請求されるだけでなく、場合によっては不貞相手からも損害賠償請求されるリスクもあり得ることになります。

その他の解決事例

婚約破棄により慰謝料50万円が認められた事例

  • 男女トラブル

彼氏から、「将来、結婚しよう。」と言われて、ティファニーの指輪を買ってもらった。相手の実家でほぼ同棲状態となり、相手の両親も公認の仲であったが、彼氏から、突然、他に好きな人ができたので別れて欲しいと言われた。自分は、親や兄弟、友人にまで、結婚すると報告し、彼氏も挨拶に来てくれていた。突然のことに…

詳細を見る

連絡が取れない相手との離婚が認められた事例

  • 不倫・浮気

夫とはSNSで知り合って意気投合し、交際中に妊娠して結婚した。しかし、結婚後、夫は働かず、生活費を家計に入れないので、離婚することにして、子どもを連れて実家に戻ってきた。ところが、夫は、一緒に住んでいた家を引き払ってしまったようで、現在、どこにいるのか分からない。別の弁護士に相談をしたら、行方不…

詳細を見る

妻が子どもを連れて行ってしまったが、柔軟な面会交流が認められた事例

  • 面会交流

妻が、別の男性と不倫したことを発端に、夫婦仲が悪くなり、妻が子ども(6歳男児)を連れて実家に帰ってしまった。妻との離婚は仕方がないが、父親として子どもをとても可愛がってきたので、親権を取りたい。親権が取れないのなら、できるだけ自由に子どもと面会ができるようにして欲しい。

詳細を見る

子どもの連れ去りに対して、監護者指定・子の引き渡しの強制執行を行った事例

  • 子の引き渡し

夫と不仲となりたびたび暴力も受けていた。離婚を決意し、5歳の子どもを連れて出て行こうとしたところ、「お前には子どもを育てる資格はない。出ていくならお前が一人で出て行け!」と言われ、夫に力づくで子どもを奪われてしまった。子どもと離れて暮らすなど耐えられない、子どもを取り戻したい。

詳細を見る

離婚問題に関するお悩みは、
離婚問題に精通した弁護士お気軽にご相談ください。

大阪西天満の河合・藤井法律事務所

06-6926-4526,受付時間 平日10:00-17:00(土日祝休業) 24時間WEB受付中
06-6926-4526,受付時間 平日10:00-17:00(土日祝休業) お問い合わせ